で、結局採用したのが、トンネル内に入ってGPSが遮断される直前の距離を保持して、遮断中はその速度で走行していると仮定しトリップを進める方法です。
この方法だと、道路が曲がりくねってようが、遮断されている時間に比例して距離を進めるため、前回の懸念材料は考えなくてよくなります。
ただし、問題が無いわけではありません。
仮定速度で走行していることにするわけですから、実際の走行はその仮定速度からずれないように走る必要があります。極端な加減速をすると、出口で実距離と帳尻が合わなくなります。
ただ、車を運転する方ならわかるかと思いますが、余程都心部などで無い限り、トンネル内で停車したり加減速することはなく、殆どの方は、トンネル内は一定速度で走るのではないでしょうか?人間の心理として、トンネルのような狭く見づらい空間ではなるべく危険な行動はとらないようにするようです。
ということで、この方法を採用してテストをスタートしました。
近くにたまたま1kmくらいのアンダーパスがあったので、そこを行っては直しを繰り返してとりあえず、大体の形にはなりました。まだ条件によっては距離が止まりますが、まあ、最初からまったく計測しないよりはマシだとは思われます。いずれにせよ次の交差点でリセットすれば良いですからね。
トンネル内走行処理はこんな感じでまもなく完了です。
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