2011年6月26日日曜日

デベロッパーコンソールの統計情報

Androidアプリ公開は、マーケットの”デベロッパーコンソール”というところで管理・公開していきます。ここではアップデートや有料アプリの売上確認など、様々なことを行うのですが、その中の一つとして、統計情報なんてのもあります。

メイン画面では、アプリのインストール数等を確認でき、詳細ではインストールしていただいた方の増減や国・端末機種など大まかではありますが、把握することができ、参考にすることで今後の方向性などを分析することも可能です。

で、この集計結果の更新というのが、実に”適当”というか、信じがたいというか。

というのは、インストール総数と有効なインストール数というのがあって、インストール数はまさに今までインストールされた数。AndroidアプリはGoogleアカウントで管理しており、同一アプリであれば有料・無料問わず1アカウントで1インストールとなります。有料アプリなどを一回削除しても、再びインストールする際に料金がかからないのは、このアカウントで紐付けられているからですね。

で、有効なインストール数というのは、現在端末にインストールされているリアルタイムな数・・・・・なはずなんです。

アプリを利用している方は、概ね一度や二度はアプリを削除したりしているかと思います。削除されると、この有効なインストール数が減り、インストールされていれば減らないということになります。

総数は、今まで減ったことはありません。まあ当然ですよね?で、有効なインストール数というのは当然増減します。1回削除されれば1つ減りますし、その人が気が変わって再度インストールすれば1つ増えますから。

しかし、この数の更新頻度が実に適当で、決まった周期では更新されません。しかもここで厄介なことは、アプリがインストールされていないから数値が変わらないのか、更新されていないだけなのかが、判断しづらいということです。特に無料アプリしか公開していない方は、ここ以外で確認する手段は今のところないでしょうから、この数を気にする方は非常にやきもきすることでしょう。

では、なぜ”特に無料アプリしか・・・”なのか?

それは、有料アプリの場合、この統計とは別に、GoogleCheckoutという、Googleの各種サービスの決済をするところがあり、ここで売上等を確認することができます。このGoogleCheckoutの更新頻度は、少なくともデベロッパーコンソールの統計情報よりはリアルタイム性は上で、ほぼ売上と同時に状態を確認することができます。

したがって、実際の数などは、こちらで確認しながらの方がより現状を把握でき、その詳細をのんびり統計情報の更新を待つという流れになっています。

最近だと、あるアプリが、先週まで有効なインストール数が90%を超えていました。しかし、今週に入って、インストール総数だけが一気に30%も増えてしまい、有効なインストール数が更新されていないため、結果として現在の有効なインストール数が60%程度に落ちています。ひょっとしたら、30%の新規利用があったけど、それとまったく同じだけ手放した方がいたということなのかもしれませんけど、数から考えるとちょっと現実的ではないような気がするので、大丈夫だとは思いますが、不安にはなりますよね?

こうした統計はしっかりとした信頼性がないと、信じないだけではなく、不安材料になってしまい、あらぬ行動をしてしまうことにもつながりかねないので、しっかりと更新するならする、しないならしないと決めて欲しいものです。

2 件のコメント:

  1. 「有効なインストール数」は○月×日時点って書いてあるから、更新してないだけってすぐ分かるよ。3月から始まったサービスだし、毎日のように仕様変更してるから、「またか~」って感じでしばらく見守りましょう

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  2. オレノさん、ありがとうございます。

    仰せの通り、”またか~”と思うところは少なからず私も感じておりますが、当の私が作って公開しているアプリも連日のようにアップデートしているため、同じ感想をユーザーの方に感じさせてしまっているんだなぁと反省するばかりです。

    暖かく?見守っていくことにします。

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