2011年6月16日木曜日

GPSによるトンネル内走行

Androidに限らず、カーナビなどGPS機器でのトンネル内走行というのは、天敵の一つではないでしょうか?

通常のカーナビは、GPSの他に車速信号及びジャイロセンサーを併用するため、GPSが遮断された際も、どのくらいの速度でどの方向に向いて走るかをある程度算出し、その結果と道路のデータをリンクさせて地図上にプロットしていきます。

それに引き換え、現状スマートフォンにはジャイロセンサーは搭載されている端末もありますが、車速信号の取り込みは単体ではできません。ある機器を使うと、ECUからBluetooth経由で飛ばすことができますが、単体では無理ですね。

ということで、GPSのみでトリップメーターを使うと、トンネルに入ってGPS信号が無くなった瞬間に距離のカウントがストップします。もちろんトンネルを出れば復活するのですが、トンネル分抜けてしまう状態になります。

GPSだから仕方が無い

のですが、やはり少しでも使っている方が困らないようにしたいということで、この部分の処理をテストすることにしました。

一番簡単なのは、出入口の経緯度を取得し、2点間の距離を出すことです。しかし、この方法の場合、長いトンネルにおいて屈折している場合、距離がずれてしまいます。極端に言うと、螺旋状態のトンネルなどで、出入口が上下関係で重なっている(最近首都高にできましたね)場合、距離は殆ど進まなかったことになってしまいます。

直線のトンネルなら良いのですが、長いトンネルは結構屈折していることが多いので、この案はパスします。

別に実際に計測していないのだから、距離がずれても良いのだとは思うのですが、先にあげたような例の場合は、さすがに困りますからね。

ということで、別の案を採用することにしました。それは、また後日。

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