2011年4月4日月曜日

ロードセクションモード考察

さて、時計&トリップという基本機能が出来上がったため、いよいよラリーコンピューターとして実際に使える機能を装備することにします。

まず、ラリーと一概に呼んでも微妙にいろいろ違いがあります。バレーボールでは6人制と9人制があり、さらにビーチバレーという2人制というのもありますよね?微妙にいろいろルールは違うのですが、基本的に、

ボールを自陣で落としたら負け


というのは共通するところかと思います。

ラリーについても同じで、基本的には

速さを競う区間で速い人が勝ち

ということです。ただし、それだけではなく、速さを競う区間、つまりスペシャルステージ(SS)と呼ばれる区間へは一般公道を走行して移動します。その移動区間に対して、大会側が何の指示もしない場合、様々なトラブルが発生してしまいます。それを防止するために、移動区間を走行する所要時間を各参加者に与えます。それにより、秩序的に車両が走行することができ、スムーズな競技進行ができます。
その秩序を守るために、移動区間に対する所要時間を正しく守っているか否かについて、減点が与えられます。

この移動区間のことを”ロードセクション”とか”リエゾンセクション”と呼びます。この区間の減点の与え方は様々ですが、WRCなどでもしっかり与えられますので、大変重要な区間であることには間違いありません。

このロードセクションは、ロードブックという道案内図を元に走行しますが、これは交差点形状と距離が記載されています。つまり、

5.43km先の信号がある十字路を右折せよ

という内容が細かく記載されたものです。

従って、再三出てきている”距離”というものが、必須機能であるわけです。また、ロードセクションは基本的に

次のチェックポイントに40分後に到着せよ


という形で指示されます。よって、”時計”というものも必須機能になります。

ではロードセクションで必要な機能というのは、何か?

結論から言うと、”距離”と”時計”があれば成り立つというのは、上記の通りで理解いただけるかと思います。ロードセクションに対しては特別な機能はいらないのでは?

またまた結論から言うと、”その通り”なんです。

でも、今回はあえて”ロードセクションモード”を実装しています。その内容については、次回。

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