2011年9月15日木曜日

画面の明るさ調整

タブレットを車内でラリーコンピューターとして使用するにあたり、最も気をつけるべきことの一つが、

視認性

ということになります。

ARMでは、画面の配色を2種類設定することで、ある程度はこの辺りの対策をしてきました。配色以外について、Androidでは、OSの設定で画面の明るさを調整できるので、今までは特段気にはしていませんでした。

で、昨日タブレットを夜にテストしてみた際、スマートフォンでは気にならなかったのですが、タブレットの場合は、画面の配色に加えて明るさも調整できた方が良いことに気がつきました。

そりゃそうです。画面サイズが大きくなった分、発光量も増えるわけで、標準状態では眩しいのも当然です。

そこで、せっかくならと、簡単に調整できるようにスクリーン上に”SeekBar”を追加して、随時調整できるようにしてみました。


右上にあるバーが明るさ調整で、画像はシンプル画面ですが、メイン画面上にも同様に設定しています。

設定の際に気をつけること・・・・というか、少々ハマッたことがいくつかありますので、ご報告。

1.端末の照度設定を”自動”にしていると、SeekBarに照度を設定した際、全幅にて調整できない。

 これは、今まで自分の端末が自動調整になっていたのですが、そのまま開発していたら、どうやってもSeekBar全幅に対して調整幅が設定されず、ものすごく狭い幅でのみ有効になってしまいました。ということで、注意が必要です。

2.調整幅の下限を10%くらい残しておく。

 これは、通常明るさの数値幅が0.0~1.0(上限)で設定できるのですが、下限の0.0で設定すると、画面そのものが真っ黒になると同時に、フォーカスが効かなくなり、アプリに戻ることができなくなります。そこで、10%くらい残すようにして、それ以下にならないようにしてあげる必要があります。

ということで、照度調整機能追加完了です。

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