2011年10月17日月曜日

今後の方向性

ARMもなんとなく画期的な新機能というのが行き詰ってきた感じがしてきました。頭ではいろいろ構想や夢は広がりますが、広がるほどに自分の無力さとのギャップにがっかりすることもシバシバ。

で、今後はどのような方向で進めていこうか?と悩む今日この頃です。

1.GPSによる距離表示の精度を上げる

これは、現状ではトンネル処理などがいまいち適当というか、あまり正確ではありません。まあもっともふた昔前くらいのカーナビチックにはなっていますが。

で、この精度を端末に内蔵している各センサーを使って更に向上を目指す。

2.外部ハードウェアを製作or流用してGPS以外からの距離取得を目指す

これは、GPSにそろそろ見切りをつけて、いよいよ車速センサーなどを取り込んで、禁断の領域へ足を踏み入れるというものです。実現すれば、もはやラリーコンピューターとしての弱点は、クリック感以外はなくなるでしょう。というより、その弱点よりもメリットの方が増えそうです。

と、現状ではARMは2つの方向性を見出しています。

2の方が精度は間違いなく上で、2を実現させることは究極のAndroidラリーコンピューターに近づくことができるでしょう。問題は、2の場合、ハードウェアを開発もしくは流用する必要があり、なおかつそれらと通信をする必要があるということです。

ハードウェアについては、実はすでに汎用品として、車両診断コネクターからデータをBluetooth経由で飛ばすドングルが出回っており、先日私も入手してみました。ただ、残念なことに、このドングルは、私が乗っている日産マーチ(AK12)のプロトコルに対応していないようで、まったくデータを拾ってくれませんでした。

テスト車両がテストできない環境ではこれ以上開発を進めることはできません。できないことはないですが、テストのたびに違う車両を用意して・・・・というのは私のライフスタイル的にはちょっと無理があります。今までも毎日乗っているマーチでGPSのテストができたから、一人でもこの時間で開発できたのだと思っています。

では、車速信号をカウントしてBluetoothで飛ばすハードウェアを別途開発しては?となりますよね。

これも考えました。というか今でも捨てきれない選択肢です。ただ、単にプログラムだけではなく、ハードの設計・開発となると、何倍も大変かつリスクがあがります。Androidアプリだけであれば、最悪不具合があっても、アップデートするだけで対応できますが、ハードまで対応となると、正直一人では限界を超えることは間違いありません。

理想として将来にとっておくことは良いかと思いますが、現実これを一般にリリースすることは当面先かな?と。やりたい気持ちはとてもあるので、誰か協力してくれる方がいれば、進められるんですけどね。

ということで、今後は1のGPSを使った精度向上を計ってみようと思います。

これは正直目に見える進化は期待できず、ユーザーの方はあまり気がつかない分野なのですが、気がつかないうちに自然と違和感なく使える。これも結構重要なことだと思うので、できることから進めていくことにします。

ハードやりたいよなぁ・・・・でもコンセプトが・・・・。

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